CF2.5 ビルド285.8公開

『インディゲームクリエイター Clickteam Fusion 2.5』最新版ビルド285.8へのアップデートが公開されました。
アップデータには本体の更新以外に各種エクスポーターの更新も含まれています。CF2.5の上部メニューの『ヘルプ』→『アップデートを確認』よりアップデートを行ってください。

※アップデート前には、ご自身が作成しているアプリケーションのデータファイルのバックアップは忘れずにお取り下さい。

下記リンクにて本家Clickteamより修正点のリストが発表されています。
http://www.clickteam.com/webftp/files/mmf2/ChangeLogs/285.8.final.txt

日本語訳はこちらです。
– ビルド 285.6 変更ログ|Clickteam 公式サイト
http://www.clickteam.jp/download/build-285-6-changes

■今回の更新による注意点

今回の更新でも以前までのバージョンにて発生していたバグ(仕様)がいくつか修正されました。以前のバージョンで作成していたデータを現バージョンで実行すると動作が異なる場合があります。今回はそれに対応して、以前までの動作仕様に戻すことができるオプションも用意されていますのでそれをご紹介します。

すべてのランタイム
一部のアプリケーションが、ビルド 285.0 で適用した修正 (アニメーションの変更後、現在のフレームの再生時間がリセットされず、次のアニメーションの最初のフレームの再生が速過ぎてしまう問題) の影響を受けるため、アクティブオブジェクトのプロパティ (ランタイムオプションタブ) に「アニメーションが変更されている場合は、現在のフレームの再生時間をリセットしない」オプションを 追加。既定ではこのオプションは無効に設定されているため、フレームの再生時間がリセットされる。

cf25_blog_kj_2016-06-18_reset_frame_duration
アニメーション変更後、次のアニメーションの最初のフレームの再生が速過ぎてしまう問題が修正されました。しかし、以前までの動作を正常としていたり、自前でこれに対する対策が施されていたりするデータでは、逆に動作が異なってしまう場合があります。プロパティのこの項目を有効にすることで、以前までの処理に戻ります。

「ウィンドウから離れすぎている場合にアクティブ解除」 が いいえ に設定されていると、「オブジェクトがフレームから離れすぎている場合に破棄」オプションが無視され、 オブジェクトがフレームから離れすぎている場合に破棄破壊されなかった問題を修正。ただし、この修正は既存のアプリケーションに問題を引き起こす可能性があるため、アプリケーションのランタイムプロパティに新しいオプションを追加し、以前の動作を保持できるようにした。このオプションは、既存のアプリケーションに対しては既定で有効、新しいアプリケーションに対しては既定で無効に設定される

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オブジェクトプロパティの『表示領域から離れすぎている場合にオブジェクト無効』が『いいえ』に設定されていると、その上の『オブジェクトが動作領域から離れすぎている場合に破壊』が機能していなかったバグが修正されました。アプリケーションプロパティのこの項目を有効にすると以前までの処理(破壊されない)に戻ります。

Windows ランタイム
アプリケーションのプロパティ: 「ウィンドウサイズ全体に表示」オプション選択時に、「内側に合わせる」オプションが利用可能に。このオプションが有効の場合、アプリケーションの縦横比は保持され、必要に応じて黒い帯が縦または横に表示されます

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『黒い帯が表示されます』とありますが、帯の色は『境界線の色』で変更することができます。

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