iOSと違いAndroidは様々なメーカーが端末を発売しておりますので、解像度もそれだけ多岐に渡って存在します。また”タブレット”と”スマートフォン”では微妙にサイズが違う場合があります(タブレットでは1280×800、スマホでは1280×720であるなど)。特定の解像度を基準に作成することになりますが、それ以外の解像度で実行した場合は画面の伸縮が行われることは仕方がありません。
画質につきましては、背景オブジェクトやアクティブオブジェクトなど、『ツールのグラフィックエディタ経由でインポートした画像』は、取り込まれた時点で独自の形式で内部に保存されるため、元画像の圧縮形式(JPGやPNG)の恩恵は失われてしまいます。JPGの画像をインポートしてもJPGの圧縮効果は失われ、一度JPGで保存したことによる画質の劣化だけが残ることになりますので、画像素材はBMPまたはPNGで用意することが望ましいです。
CF2.5においては画像の容量は、圧縮形式ではなく、『画像中で使用される色数』が少ないほど小さくなります。容量を削減する場合は色数を減らしてください。
『ピクチャ』や『アクティブピクチャ』といったオブジェクトを使うと、画像をアプリに取り込まず外部に置いたまま参照して表示することができます。こちらの場合は元画像の圧縮形式による恩恵が受けられます。欠点はアニメーションができないこと、背景オブジェクトやアクティブオブジェクトの画像を表示するよりも読み込みに時間がかかる、と言ったことなどが挙げられます。
ピクチャと背景の違いについて